3.19.2009

淘宝網:百度への宣戦布告?!

更に引き続き、アリババ傘下のネットショッピングサイト淘宝網ことに関連して書きます。2008年9月8日、淘宝網は、「不法業者による詐欺行為を根絶するため」として、百度からのアクセスを遮断したことを明らかにしました。これは、百度の検索結果に淘宝網の情報が出てこないということです。百度は中国の検索エンジンシェアの60%~70%を占めるサイトですから集客効果の低下は免れません。しかし、その大きな判断をした根拠は何でしょう?http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20090306/188298/?P=1
簡単にまとめると、百度は金儲け主義で公平な検索エンジンとしての責任を果たしていないと淘宝網を始めマスコミからも批判を浴びているということになります。
確かに、人気のキーワードでは、検索結果の1ページ目がすべて広告で、しかも、それが広告だと分かり辛くなっているようです。日本のYahoo!やGoogleでは、考えられないことです。検索エンジンの集客力を支えているのは、「検索した時に必要な情報が得られる」ことです。それが崩れるようになると、ネットショッピングビジネスにも進出している百度の信用や売上にも影を落とすことになるでしょう。
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3.11.2009

自社でネットショップを構築出来るか?!

前回までは、アリババ傘下のネットショッピングサイト淘宝網ことを書いてきましたが、中国でECサイトビジネスをする基本、自社サイトを構築するやり方を検証してみましょう。まず、中国も外資に対してかなり開放的にはなってきておりますが、やはり日本でビジネスをするより困難であることは明白です。法的規制や、資本の問題(中国企業との合弁で出資比率が50%以下など)をクリアしながら、中国から許可を得る為のテクニカルな交渉も必要です。中国ビジネスに詳しいコンサルティングが不可欠でしょう。かなりの覚悟を持って長期的な展望がなければできない話です。ネット向けアフィリエイト(成果報酬型)広告開発のアドウェイズ(東京都新宿区)は、中国市場向けのEC(電子商取引)支援サービスをされているようです。http://www.business-i.jp/news/venture-page/news/200812250060a.nwc日本企業が中国向けにネットショップを開設する場合、決済や配送、言葉の壁、など参入障壁が高かったが、アドウェイズでは月額最低5万円で中国市場向けEC支援サービスを提供するとあります。個人的には非常にリーズナブルに感じるのですが、如何でしょうか。
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3.03.2009

毎日5000人も?!

前回は、アリババ傘下のネットショッピングサイト淘宝網ことを日本のショップが参入するには現時点では最適ではないと書きました。しかし、そうは言っても、中国最大のネットビジネスの場ですので、その勢いはすごいです。なぜなら、淘宝網の統計によると、ここのところネットショップを開業する人の数は毎日5000人ずつ増えているといいます。背景には、3月5日には全国人民代表大会(中国の国会)が開かれ、8%成長に向けて国を挙げて頑張っていますが、それが維持できないと、失業者がかなり増えるということです。そういった状況下、世界の金融危機のあおりを受けて既に解雇されたり就職先が決まらない人がネットショップに活路を見出しているという流れです。数は力とも言えますね。

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3.02.2009

アリババ≒淘宝網 淘宝網って何?

中国のネットビジネスと言えば、「アリババ」ですよね。さらっと、ご説明いたしますと、「アリババ」は世界最大級のB2Bサイトアリババ・ドット・コム(http://www.alibaba.com/)を中心にビジネスを展開しています。日本のネットショップの可能性を「アリババ」を切り口に考えてみたいと思います。イメージとしては、「アリババ」は日本でいうところの楽天みたいなものでしょうか。ネットショップ関連では、「アリババ」は淘宝網というネットショッピングサイトを傘下に持っていますが、これはメインがCtoC取引です。CtoC取引ですから、ヤフーオークションのような、個人間取引ですね。日本でもそうであるように、個人間取引は安さを武器に、そして安さを求める人たちが集まってきます。よって、そこに日本の商品を出品しようとすると多少価格で浮いてしまいます。しかし、そこは日本製というプレミアがつけば、納得されますが、CtoCの良くも悪くも玉石混交のサイトですので、偽物の可能性も否定できません。ビジネスの場としては、最適とは言い難いです。

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2.17.2009

中国のネットショップ事情

このサイトの目標としては、中国へ向けてネットショップを開設してビジネスを成功させようというものです。
しかし、大前提としての中国ネットショッピング事情はどうなっているのでしょうか?
2008年の夏の記事ではありますが、ニースサイトには『中国ネットショップ市場に”高度成長"の気配 - 2010年に日本超え』という見出しで記事が掲載されています。http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/08/25/netshopping/index.html
要約すると、中国におけるネットショッピングの利用率、普及率はまだ低い状態にあるが、今後急激な成長期を迎える可能性はかなり高いと予想されています。
まだ、低い状態と言っても、中国はインターネット人口で日本の3倍近く存在し、母数が違うので、成長期に入った場合の爆発力には注目せざる負えません。
その肝心な成長期も2010年と予想されているので、当然準備は、今年の2009年が最適だと考えられます。
是非、一緒に中国のネットビジネスで成功致しましょう。

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